ラオス政府と人材採用拡大に向けたパートナーシップ協定を締結
当社の親会社である日本マニュファクチャリングサービス株式会社(以下nms)は、製造派遣・製造請負をはじめとする人材ソリューション事業を国内外で展開しており、日本における実績に加え、中国・ベトナム・タイ・ラオス・インドネシア・カンボジアにおいて各国政府系の人材送り出し機関と提携し、事業展開しています。
日本の製造業が直面する問題として、少子高齢化による労働人口の減少が深刻さを増す中、外国人材の需要は日に日に増しており、nmsでも外国人材の採用の拡大と定着のため、さまざまな施策に取り組んでまいりました。
このような背景のもと、ラオス拠点である、当社NMS Lao Sole Co., Ltd. はラオス労働・社会福祉省およびラオス科学技術省、ビエンチャン特別市より、人材派遣業ならびに人材紹介業における優良事業者として日系企業で唯一「推薦状」を交付されており、日本やタイへ累計1,950 名の人材送り出しを行ってきました。
こうした実績を認められ、この度、ラオス人民民主共和国労働・社会福祉省とnmsとの間でラオス人材の採用と教育・支援を協力して進めることを目的とした、パートナーシップ協定を締結しました。
具体的には、ラオス人材の日本への就労者数拡大に向けた採用支援、日本語および日本文化について学習できる環境の提供、来日後の生活面・就労面での支援等についてラオス政府と協力して取り組みを進めます。
調印式にはラオス労働・社会福祉省大臣、在ラオス日本大使館公使をはじめ、多くの政府関係者が出席し、現地の新聞等でも大々的に報じられるなど、この取り組みに対するラオス政府の期待の高さがうかがえました。
ラオス政府との相互協力を通じて、人材の安定確保、供給だけでなく、長年培った事業経験と人材育成ノウハウを活かし、ラオスの経済発展の源泉となれるよう貢献してまいります。